結婚指輪にプラチナが人気の理由

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日本では婚約指輪・結婚指輪の約8割がプラチナだといわれています。
プラチナが人気の理由はいくつかありますが、一つ目は耐久性の高さが挙げられます。同じように白い輝きをもつシルバーと比較しても、摩擦によって削られにくく、美しい輝きが長く続きます。

二つ目はプラチナの色。プラチナホワイトという言葉もあるように、プラチナは天然の状態で白い光沢を放ちます。そしてこの白い色がダイヤモンドの輝きと非常に相性がよいのです。というのも、ダイヤモンドはその透明性が大きな魅力ですが、透明である分、周囲の金属の色が映りこんでしまう特性があり、たとえば石を留める爪がゴールドの場合は、ダイヤモンドが黄味がかってしまうこともあるためです。

三つ目の要素として、希少性が考えられます。プラチナは産地が限られ、年間産出量も金の30分の1程度しかありません。それだけ貴重な金属であるからこそ、一生に一度の愛の証に用いる金属として多くの人に選ばれるのかもしれません。

ちなみにプラチナは、学術用語としては「白金」と呼ばれています。これをそのまま英語にすると「ホワイトゴールド」となりますが、プラチナとホワイトゴールドは別の金属ですので間違えないように気をつけてくださいね。
<佐浦のワンポイントアドバイス!>
たしかに最近はプラチナが主流ではありますが、私たちのお店ではゴールドで指輪をオーダーされる方も多くいらっしゃいます。
ゴールドはジュエリーの素材として世界中の人々に愛されてきた長い歴史をもつとともに、実は日本人の肌色によく合う色でもあるため、近年その価値が見直されつつあるように感じます。
当て

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